「格安SIMに乗り換えたいけど、今使っているスマホはそのまま使えるの?」
これは乗り換えを考えている方が必ずといっていいほど持つ疑問です。私も乗り換えを検討したとき、一番最初に調べたのがこの点でした。
結論からお伝えすると、ほとんどの場合、今のスマホはそのまま格安SIMで使えます。 ただし、確認が必要な点がいくつかあります。この記事では、今のスマホが使えるかどうかの確認方法と、機種変更を検討すべきケースを丁寧に解説します。
今のスマホがそのまま使えるか確認する3ステップ
以下の順番で確認すれば、5分以内に判断できます。
ステップ① 購入時期を確認する
2021年10月以降に購入したスマホは、法律の改正によりSIMロックがかかっていない状態(SIMフリー)で販売されています。この場合はそのままどの格安SIMでも使えます。
💡 2021年10月以降購入のスマホはほぼ問題なし: ドコモ・au・ソフトバンクのショップや家電量販店で購入した場合も、この時期以降であれば追加の手続きなしで格安SIMが使えます。
2021年9月以前に購入したスマホは、SIMロック解除が必要な場合があります。SIMロック解除の手順はSIMロック解除のやり方【ドコモ・au・ソフトバンク別】で詳しく解説しています。
ステップ② 対応バンド(周波数帯)を確認する
格安SIMには「ドコモ回線」「au回線」「ソフトバンク回線」の3種類があります。今のスマホが乗り換え先の回線に対応しているか確認が必要です。
| 今使っているキャリア | そのまま使いやすい格安SIM |
|---|---|
| ドコモ | IIJmio・mineo(ドコモ回線)・UQモバイル・ワイモバイル |
| au | UQモバイル・IIJmio(au回線)・mineo(au回線) |
| ソフトバンク | ワイモバイル・LINEMO・mineo(SB回線) |
基本的な考え方: 今と同じキャリアの回線を使う格安SIMを選ぶと、対応バンドの問題が起きにくいです。ただし、iPhoneや最近のAndroid端末は複数のバンドに対応していることが多く、異なるキャリアの回線でも問題なく使えるケースがほとんどです。
ステップ③ スマホの動作状態を確認する
スマホ本体の状態も確認しておきましょう。
- バッテリーの持ちが著しく悪くなっていないか
- アプリの動作が遅くなっていないか
- 画面・カメラなどに不具合がないか
本体に問題がなければ、格安SIMに乗り換えた後も引き続き快適に使えます。
iPhoneはそのまま使えるケースがほとんど
iPhoneをお使いの方は特に安心してください。iPhone 6s以降のモデルは、ほぼすべての格安SIMで動作確認がとれています。
| iPhoneのモデル | 格安SIMでの使用 |
|---|---|
| iPhone 15・14・13シリーズ | ◎ 問題なし |
| iPhone 12・11・XSシリーズ | ◎ 問題なし |
| iPhone X・8・7シリーズ | ○ ほぼ問題なし(SIMロック解除が必要な場合あり) |
| iPhone 6s以前 | △ 使えるが速度・機能に制限あり |
💡 私自身もiPhone 12をそのまま格安SIMで使っています。 設定変更だけで乗り換えが完了し、電話・LINE・インターネットすべて問題なく使えています。新しいスマホを買う必要はまったくありませんでした。
Androidスマホの確認方法
Androidスマホは機種によって対応状況が異なります。以下の方法で確認できます。
格安SIM各社の動作確認端末リストで調べる
主要な格安SIMは「動作確認端末一覧」をウェブサイトで公開しています。乗り換えを検討している格安SIMのサイトで、お使いのスマホの型番を検索してみてください。
- 乗り換え先の格安SIM公式サイトを開く
- 「動作確認端末」「対応端末一覧」などのページを探す
- お使いのスマホのメーカー名・型番で検索する
型番の確認方法: Androidの場合「設定」→「端末情報」→「モデル名」または「型番」から確認できます。
機種変更を検討すべきケース
今のスマホをそのまま使うのがベストですが、以下のケースでは機種変更も選択肢に入れてみてください。
ケース① スマホの購入から5年以上経っている
スマホは一般的に3〜5年で動作が遅くなってきます。格安SIMに乗り換えてもスマホ本体が古いままでは、動作の遅さは解消されません。
⚠️ 古いスマホはセキュリティリスクも: OSのアップデートが提供されなくなった古いスマホは、ウイルスや個人情報漏洩のリスクがあります。5年以上使っているスマホは乗り換えのタイミングで買い替えを検討しましょう。
ケース② バッテリーの持ちが極端に悪い
スマホのバッテリーは充放電を繰り返すたびに劣化します。1日持たなくなってきた場合は、格安SIMへの乗り換えと同時に機種変更するのも合理的です。
ケース③ 5Gを使いたい
格安SIMでも5Gに対応しているプランが増えています。高速通信を活用したい方は、5G対応のスマホへの買い替えを検討してみてください。
格安SIM対応のスマホを安く購入する方法
機種変更が必要な場合、以下の方法でスマホ本体を安く手に入れられます。
① 格安SIMとセットで購入する
UQモバイル・ワイモバイル・楽天モバイルなどは、格安SIMの契約と同時にスマホ本体を購入できます。セット割引が適用されてお得になることが多いです。
② 型落ちの新品スマホを選ぶ
1〜2世代前の新品スマホは、最新モデルより大幅に安く購入できます。日常使いでは性能的に十分なことがほとんどです。
| 選択肢 | 費用の目安 |
|---|---|
| 今のスマホをそのまま使う | 0円 |
| 格安SIMとセットで購入 | 1〜3万円程度 |
| 型落ち新品スマホを単体購入 | 2〜5万円程度 |
| 最新モデルを購入 | 8〜15万円程度 |
💡 まずは「今のスマホをそのまま使う」で試してみるのがおすすめです。 格安SIMに乗り換えて月3,000〜5,000円節約できれば、1年後に余裕を持ってスマホを買い替えることもできます。焦って機種変更する必要はありません。
③ 整備済み品(リファービッシュ)を選ぶ
メーカーや正規の業者が点検・修理した中古スマホです。通常の中古品より安心感があり、新品の半額以下で購入できる場合もあります。
乗り換えの流れ:スマホをそのまま使う場合
- SIMロックの確認・解除(2021年9月以前の機種のみ)→ SIMロック解除の方法
- 格安SIMを選んで申し込む → 格安SIMおすすめ5選
- SIMカードが届いたらAPN設定 → 乗り換え後チェックリスト
- LINEなどのアプリを確認して完了
スマホの買い替えは必須ではありません。 多くの方が今お使いのスマホをそのまま格安SIMで使い続けています。まずは「今のスマホが使えるか確認する」ところから始めてみましょう。
よくある疑問
Q. ドコモのスマホをUQモバイルで使えますか?
A. 使えます。2021年10月以降購入のスマホであればSIMロック解除不要です。それ以前の機種はドコモでSIMロック解除を行ってからUQモバイルのSIMを入れてください。
Q. iPhoneのSIMロック解除はどこでできますか?
A. 購入したキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のウェブサイトまたは店舗で手続きできます。多くの場合、無料で対応しています。
Q. 今のスマホを使い続けると格安SIMのメリットが減りますか?
A. いいえ、まったく関係ありません。格安SIMの料金の安さはスマホ本体に関係なく享受できます。
Q. 5年前のiPhone 8は格安SIMで使えますか?
A. 使えます。ただしiOS・セキュリティアップデートのサポートが終了している場合があります。使い続けるより乗り換えのタイミングで新しい機種への移行を検討するのがおすすめです。
まとめ:まず「今のスマホで使えるか」確認してから動き出しましょう
スマホそのまま使えるかどうかの確認は3ステップで完了します。
- ✅ 購入時期の確認(2021年10月以降なら基本OK)
- ✅ 対応回線の確認(今と同じキャリア回線を選ぶと安心)
- ✅ 本体の動作状態の確認(5年以上経過なら買い替えも検討)
私の経験では、乗り換えを考えている方の大半が今のスマホをそのまま使えます。新しいスマホを買わなくても、格安SIMへの乗り換えだけで年間5〜8万円の節約が実現できます。まずは現状の確認から始めてみてください。
乗り換えの具体的な手順はドコモからの乗り換え手順・auからの乗り換え手順・ソフトバンクからの乗り換え手順もあわせてご覧ください。